海外出張やリモートワークで安全にインターネット接続をしたい人にとって、VPNはなくてはならない存在です。中でもExpressVPNは世界中で人気を集めており、料金や安全性を知りたい方も多いでしょう。
本記事ではExpressVPNの特徴や料金プラン、実際の評判などを総合的にまとめました。必要な情報を整理し、自分に合うかどうかの判断にお役立てください。
本記事では、ExpressVPNの特長や評判に加え、実際に使って感じたメリット・デメリット、そして他社サービスとの相違点を詳しく解説します。
ExpressVPNとは?基本情報と特徴!どこの国のサービス

ExpressVPNは、英語圏を中心に世界的に評価されているVPNサービスです。
VPNとはVirtual Private Networkの略称で、インターネット通信を暗号化しつつ、世界各地のサーバーへ接続することで位置情報を変更し、安全かつ匿名性を高める技術を指します。
ExpressVPNは特に接続速度やセキュリティ性能の面で高い水準を維持していることで注目され、海外在住者や海外サイトへのアクセスが必要なユーザーを中心に支持を得ています。拠点は英語圏の中でもプライバシー保護に力を入れている地域にあり、厳しいログ管理を行わない方針が特徴です。

具体的には、ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に本社を置いており、世界トップクラスのサーバー数と広範囲のネットワークを誇ります。
この地域はデータ保護に関する法律が柔軟で、利用者のプライバシーを守りやすい仕組みが整っているとされています。そのため、ログを保管しない「ノーログポリシー」が実践されており、利用者の通信情報が第三者へ公開されるリスクを最小限に抑えています。
また、多言語に対応したユーザーサポートが充実しており、初めてVPNを使う人でも安心して設定や利用を始めやすい点も魅力です。高速回線が利用できるサーバーが多く、普段のネット閲覧に加え、動画配信サービスの視聴やオンラインゲームにも適しています。
こうした要素が組み合わさり、ExpressVPNは「海外アクセスが必要」「オンラインセキュリティを強化したい」「ストリーミングサービスを快適に見たい」と考える幅広い層から支持されているのです。
サーバー設置国・サーバー数

ExpressVPNの強みのひとつは、サーバーの設置国とサーバー数の多さです。
公式発表によると、約105カ国以上に3000台以上のサーバーが配置されています。たとえば北米やヨーロッパの主要都市はもちろん、アジアや中東、南米に至るまで世界各地へアクセスが可能です。
これほど多くのサーバーがあると、地理的制限の厳しいサービスや国際的なウェブサイトにも柔軟に対応できます。海外の地域限定コンテンツを視聴したい場合や、特定の国からしかアクセスできないサービスを利用する場合などに重宝するでしょう。さらに、利用者が集中しやすい人気サーバーに負荷がかかりづらい点もメリットです。
もし特定の国のサーバーが混雑している場合でも、サーバー数が多いExpressVPNなら、別のサーバーへ切り替えて快適な速度を確保しやすくなります。海外で仕事をする人や旅行先から安全にネットを使いたい人にとって、この広範なネットワークは大きな安心材料です。
危険性や安全性について

VPNを使う上で気になるのが、サービス自体の危険性や安全性でしょう。
ExpressVPNは、ユーザー情報の秘匿性を高めるために複数のセキュリティプロトコルを導入しています。たとえば、AES-256と呼ばれる銀行レベルの暗号化方式を採用しており、通信データを第三者にのぞかれにくい仕組みです。
また、ノーログポリシーを徹底している点も見逃せません。
通信履歴をサーバー側に保存しないため、たとえ第三者がデータの開示を求めても、提出すべき情報が存在しないのです。さらに、イギリス領ヴァージン諸島は厳格な情報共有義務が課される国際的な協定に加盟していないため、各国の政府機関からの干渉が少なく、プライバシーが保護されやすいとされています。
とはいえ、VPNを利用する際には利用者自身のセキュリティ意識も重要です。
パスワードの使い回しやOSのアップデートを怠ると、ExpressVPNを使っていても完全な安全は保てません。危険性を最小化するには、OSやアプリを最新バージョンに保ち、2段階認証など追加の安全対策を施すことが重要です。こうした総合的な観点で考えると、ExpressVPNはVPN業界でもトップクラスの安全性を誇っています。
対応デバイス・同時接続台数

ExpressVPNは幅広いデバイスやOSに対応しており、自宅や外出先、スマホやパソコンなどどんな環境でも使いやすい点が魅力です。
WindowsやMac、Linuxといった主要OSだけでなく、iOSやAndroidなどのスマホ・タブレットにも専用アプリが用意されています。さらに、Fire TVやApple TVなどのストリーミング端末にも対応しており、VPN接続で海外配信を楽しみたい方に適しています。

同時接続台数は公式サイトによると基本的に5台までとされています。
自宅のパソコンやスマホ、タブレットなど複数台で利用する場合でも、追加料金なく使えるのが嬉しいポイントです。ただし、もっと多くのデバイスで同時に使いたいときには、ルーター設定でExpressVPNを導入する方法もあります。ルーター自体にVPNを設定すると、そのルーターに接続された機器すべてがVPNを経由する形になるため、実質的な同時接続数の制限を気にする必要がなくなります。
こうした対応の幅広さや柔軟な接続方法によって、在宅勤務で複数の端末を使う人や家族でVPNを共有したい場合にExpressVPNは便利でしょう。
用途に合わせて最適な設定が選べるので、海外ドラマ視聴から仕事の安全な通信まで、さまざまな目的をカバーできます。
ExpressVPNの料金プラン一覧と機能の違い

ExpressVPNはVPNサービスの中でもプレミアム価格帯に位置するといわれています。
しかし、それに見合うだけの高速接続やサーバー数、厳格なセキュリティ方針を備えている点から、多くのユーザーに支持されてきました。ここでは契約期間別の料金や、それぞれのプランに含まれる機能の違いを整理します。自分の利用スタイルや予算に合ったプランを選ぶための参考にしてください。
通常、ExpressVPNは月間契約・半年契約・年間契約など複数の期間からプランを選べます。まとめて長期間契約したほうが、月あたりの料金が安くなる仕組みが一般的です。支払い方法はクレジットカードやPayPal、ビットコインなどが利用できるため、匿名性を重視するユーザーにも配慮があります。
また、どのプランを選んでも基本的なセキュリティ機能や高速サーバーへのアクセスは共通で、接続できるサーバーの数が限定されることはありません。加えて、専用アプリやブラウザ拡張機能など、便利なツール類も同様に利用できます。
違いが出るのは主に料金と契約期間の長さなので、後述の比較をもとに検討してみましょう。
契約期間別の月額料金
ExpressVPNの主な契約期間は、1か月、6か月、12か月とされることが多いです。時期によってはキャンペーンで15か月契約や3か月無料延長など、バリエーションが出てくる場合もあります。
基本的には契約期間が長いほど割安になりますが、「まず試してみたい」という人は短期契約で感触を確かめてから更新するのもよいでしょう。
以下は参考として、公式サイト発表の一例です(価格は変動する場合があります)。
- 1か月プラン: 月額約1,500~1,900円
- 6か月プラン: 月額約1,000~1,300円
- 12か月プラン: 月額約900~1,200円
実際の支払額はドル建てのレートによっても左右されるので、日本円で見ると多少の変動があります。ただし、1年や6か月のプランをまとめて契約しておけば、月あたりの料金を抑えられるため、長期間VPNを使う予定があるなら長期契約がコスパ的におすすめです。
各プランに含まれる機能比較
ExpressVPNでは、すべてのプランで同じ機能が提供される点が特徴です。契約期間による機能制限は基本的にありません。つまり、1か月プランだろうと12か月プランだろうと、次のようなサービスを同様に利用できます。
- 94か国以上に展開する約3000台のサーバーへのアクセス
- AES-256暗号化による強固なセキュリティ
- ノーログポリシー
- 高速通信を実現するLightwayプロトコル対応
- 同時接続5台まで
- 24時間365日のライブチャットサポート
このように、ExpressVPNはすべての利用者がフル機能を活用できるため、短期だけ使いたい人でも安心です。逆にいえば「長期プランだから機能が追加される」という特典はあまりなく、料金が割安になることだけが違いといえます。機能比較よりも、費用面でのメリットを軸に契約期間を選ぶとよいでしょう。
利用できる支払い方法
ExpressVPNは支払い方法が豊富です。代表的な例を挙げると、以下のようになります。
- クレジットカード(Visa、Mastercard、American Expressなど)
- PayPal
- ビットコインをはじめとする暗号資産
- その他オンライン決済サービス
たとえばクレジットカードやPayPalであれば、通常のオンライン決済と同じ感覚で支払えます。一方、仮想通貨を使えば、さらに高い匿名性を確保することが可能です。ただし、支払い方法によっては決済手数料や為替レートの影響を受ける場合があるので、実際の請求額を確かめながら選ぶのがおすすめです。

また、ExpressVPNでは30日間の返金保証が用意されており、試してみて満足できなければ期間内に解約することで全額返金を受けられます。よほど特殊なケースでない限り、サポートへの連絡一つで対応してくれるため、初めての人でも安心して契約を始められます。
ExpressVPNの評判・口コミ

実際にExpressVPNを使っている人の声はどんなものなのでしょうか。公式サイトの情報だけではわからない、ユーザーのリアルな感想や体験談をチェックすると、具体的な利点や不便な点が見えてきます。ここでは、良い評判と悪い評判を分けて紹介します。あくまでも個人の感想なので、すべてが当てはまるわけではありませんが、契約前に目を通しておく価値は高いでしょう。
海外の掲示板やSNS、レビューサイトなどでは「速度に満足」「サポートが手厚い」といったポジティブな意見が目立ちます。一方で、「料金が高い」「一部の国で接続が不安定」といったネガティブな声も聞かれます。メリットとデメリットの両面を把握して、購入に踏み切るかどうかを判断するとよいでしょう。
良い評判・口コミ
良い評判としてもっとも多く聞かれるのが「接続速度の安定感」です。VPNサービスによってはスピードが極端に低下することがありますが、ExpressVPNは高速通信を実現するための独自プロトコルや広範囲に分散されたサーバー網を活用しています。そのおかげで、動画視聴やオンラインゲーム時にもストレスが少ないという意見が目立ちます。
さらに、サポート体制への評価も高いです。24時間365日対応のライブチャットに問い合わせをすると、すぐにオペレーターが対応してくれるため、トラブルが起きた際にスピーディーに問題解決しやすいといわれます。加えて、30日間返金保証も実際に適用されたケースが多く報告されており、「試したけれど合わなかったので返金してもらった」という体験談も見られます。
このように、スピードとサポートの2点においては高評価が集中している印象です。海外ドラマ好きや出張の多いビジネスパーソンなど、安定したVPNが必要な人々に支持される理由がうかがえます。
悪い評判・口コミ
一方で、悪い評判としては「料金が高い」という声が挙がることが多いです。確かにExpressVPNは他のVPNサービスと比較すると、月額費用がやや割高に設定されていることが多く、年間契約などで割引を適用しても、なお少し高めと感じるユーザーもいます。
また、国や地域によっては接続が不安定になりやすいという声も一部にあります。特にインターネット規制の厳しい場所や通信インフラが整備されていない地域では、サーバーとの相性やネットワーク状況によって速度や安定性が左右される傾向があります。ほかにも、まれに「一部のストリーミングサービスでブロックされた」という報告があり、そのたびにExpressVPN側で対策を講じてはいますが、問題が解決するまでタイムラグが発生する場合があるようです。
こうした悪い評判を踏まえると、「多少高くても安定した品質が欲しい人」には向いていますが、「とにかく安いVPNが欲しい」「特殊な国・サービスへ必ずアクセスしたい」という人には向かないかもしれません。最終的には自分の利用目的や予算を考慮して判断するのがよいでしょう。
ExpressVPNを使った感想を正直レビュー

ここからは筆者が実際にExpressVPNを使ってみた感想を率直にまとめます。VPN選びは速度、使いやすさ、サポートの3つがとくに重要と考えていますが、ExpressVPNはこれらすべての面で高い水準にある印象を受けました。簡単にアプリをインストールし、サーバーを選んで接続するだけで、海外のサービスやサイトにスムーズにアクセスできました。国内サーバーを選んだ場合も、速度低下が最小限に抑えられており、普段のウェブ閲覧に支障を感じませんでした。
また、アプリのUIはシンプルかつ直感的で、接続先を切り替えるときの操作がわかりやすいです。高速サーバーを探す手間が少なく、「推奨サーバー」などの自動選択機能も便利でした。トラブルシューティングが必要になった場面は少なかったですが、ライブチャットサポートがいつでも開いている安心感は大きいと感じます。
料金面は他社と比べてやや高めですが、セキュリティや速度を重視する方にとっては妥当な投資といえそうです。筆者の場合は動画配信サービスを頻繁に利用するため、速度低下が少ないVPNを求めていました。実際に複数のVPNを試したうち、ExpressVPNの接続速度と安定性はトップクラスでした。一方、予算を最優先する人には向かない可能性もありますので、用途とコストを比較検討することが大切です。
速度や操作性の実感
もっと具体的に速度と操作性について触れておきます。速度に関しては、どの国のサーバーを選ぶかによって変動しますが、近い地域を選べばほぼ通常の回線速度を維持できる印象でした。欧米のサーバーに接続した場合でも、ストリーミング動画をHD画質でスムーズに視聴でき、遅延や読み込みが長引くことはほとんどありませんでした。
操作性については、アプリの作り込みが優秀です。大きな接続ボタンがあり、ワンクリックでサーバーを自動選択してくれるので初心者でも迷いにくいでしょう。もっと細かく国や都市を選びたい場合は、一覧から簡単に切り替えられるのも便利です。設定画面でセキュリティプロトコルを選べるようになっていますが、デフォルトのプロトコルで十分高速かつ安全でした。
総合的に見て、ユーザーインターフェースに慣れてしまえば、日常的にVPNを起動することが苦になりません。VPN初心者から上級者まで、幅広い層に配慮した設計が施されており、快適に使えると感じました。
ExpressVPNのメリット・デメリット

ここまでの情報を総括して、ExpressVPNのメリットとデメリットを整理します。契約前にチェックしておくことで、自分に合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。メリットが多い反面、デメリットも存在するので、その両面を理解したうえで契約に臨むことをおすすめします。
ExpressVPNのメリット
ExpressVPNの大きなメリットとしては次のような点が挙げられます。
- 高速かつ安定した通信速度
- 世界94か国以上・3000台以上のサーバーが使える
- ノーログポリシーやAES-256暗号化など高水準のセキュリティ
- 24時間365日のライブチャットサポート
- 30日間の返金保証がある
- 対応アプリが豊富で操作が簡単
特にスピードと安全性への評価が高く、口コミでも満足度が高いことがわかります。さらに、同時接続5台までなら追加料金不要で使えるため、複数デバイスを持っている人にもメリットが大きいです。サポートの質も良く、初めてVPNを導入する際の不安を軽減してくれます。
ExpressVPNのデメリット
一方で、デメリットとしては下記のような点が目立ちます。
- 他社VPNと比べて料金が高め
- 一部地域では接続が不安定になる場合がある
- 特殊な国やサービスではブロックのリスクがある
とくに料金面を懸念する声は少なくありません。キャンペーンや長期契約である程度割安にはなるものの、初期コストが気になる人にはハードルが高いでしょう。また、すべての国やサービスで完璧に動作する保証はなく、特に政府規制が厳しい地域だと繋がりにくいことがあるかもしれません。
ただし、こうしたデメリットを踏まえても、「セキュリティや速度を最優先する」という人にはExpressVPNのメリットが上回るケースが多いようです。料金も、「高機能に見合った投資」と割り切れるなら、それほど大きな問題ではないかもしれません。
ExpressVPNの始め方・使い方・設定方法

ここからは、ExpressVPNの導入を具体的に検討している方向けに、始め方や使い方の流れを解説します。基本的には公式サイトでアカウントを作り、アプリをインストールしてログインするだけなので、VPN初心者でもシンプルに始められます。さらに、公式サイトやサポートチャットは日本語対応も充実しており、言語面でのハードルは低めです。
まず、ExpressVPNの公式サイトへアクセスし、希望するプランを選びましょう。次に、メールアドレスや支払い方法を入力して登録を完了します。支払い後は専用ダウンロードページからアプリを入手し、インストールしてログインすれば準備は完了です。WindowsやMac、スマホなど、使いたい端末ごとに手順に沿ってアプリを導入してください。
アプリインストール手順と初期設定のポイント

ExpressVPNアプリのインストールは、以下の手順で進めます。
- 公式サイトのログインページにアクセス
- ユーザー名・パスワードでログイン
- 対応するOSのインストーラーをダウンロード
- インストーラーを実行し、指示に従ってインストール
- 初回起動時にアクティベーションコードを入力
- 接続ボタンを押して利用開始
初期設定のポイントとしては、プロトコル選択や自動起動のオンオフなどが挙げられます。VPN初心者は基本的に自動設定のままで問題ありませんが、速度が遅いと感じる場合には、プロトコルを切り替えてみるのも手です。接続先サーバーは最初は自動選択で充分ですが、特定の国のコンテンツを見たい場合にはその国のサーバーを直接選びましょう。
また、オプションでキルスイッチ(ネットワークロック)を有効にしておくと、VPN接続が不安定になった際にデバイスのインターネット通信を自動的に遮断し、IPアドレスが漏れるリスクを下げられます。セキュリティ意識が高い人はオンにしておくと安心です。
ExpressVPNの解約方法

ExpressVPNを使ってみて満足できなかった場合や、一定期間のみ使う予定の人は、解約手続きを覚えておくと安心です。ExpressVPNは公式サイト経由で簡単に解約できますが、契約期間内に解約する場合は返金保証が適用されるかどうかの確認が必要になります。30日間返金保証を利用する場合は、早めにカスタマーサポートへ連絡するのがおすすめです。
解約の際には「Account Settings」や「Subscription」などの項目から「Turn off automatic renewal」を選択し、自動更新を停止します。その後、チャットサポートや問い合わせフォームから「返金請求」をしたい旨を伝えると、手続きが完了するという流れです。チャットは日本語でも対応できるスタッフがいるので、英語が苦手な方でも心配ありません。
返金ポリシーの確認と手続き手順
ExpressVPNには30日間返金保証があるため、契約から30日以内であれば理由を問わず全額返金を受けられます。具体的な手続きは以下の通りです。
- 公式サイトのライブチャットにアクセス
- オペレーターに「Refund(返金)希望」を伝える
- 理由を簡単に聞かれることがあるので、答える
- 自動更新の停止と返金処理を確認
この流れを完了すると、通常は数日以内に支払い元へ返金されます。クレジットカードを利用した場合はカード会社の処理に少し時間がかかることもあるので、実際に返金が完了するまで2週間程度かかるケースもあります。なお、長期プランを契約していても、30日以内なら同じように返金対応を受けられます。
ただし、30日を過ぎてから解約する場合は返金が難しくなります。いずれにしても、解約や返金を希望するならサポートチャットへ連絡し、指示に従うのが確実です。手続きが簡単な点もExpressVPNの利用者が安心して契約できる理由のひとつといえます。
ExpressVPNに関するよくある質問

ExpressVPNを検討するうえで、よく寄せられる疑問や不安は少なくありません。ここでは、代表的なFAQを取り上げて解説します。初心者から上級者まで役に立つ情報なので、契約前に目を通しておくと判断の助けになるでしょう。
ExpressVPNが勝手にインストールされている理由は?
「ExpressVPNがなぜかインストールされていた」という報告は多くありませんが、まれにセットアップ済みの中古端末や、海外で購入した端末にVPNアプリがプリインストールされているケースがあります。とくに一部のAndroid端末や海外版のスマートTVでは、セキュリティ向上を目的としてあらかじめVPNアプリが導入されていることがあるのです。
もし勝手にインストールされていた場合でも、サービス自体が危険なものではありません。ただ、利用契約がない状態で使うと制限や試用版扱いになることもあるので、自動更新契約が開始されることは基本的にありません。不要であればアンインストールして問題ありませんし、興味があればアカウント登録をして利用してみてもよいでしょう。
ExpressVPNは中国でも繋がりますか?
中国はインターネット規制が世界で最も厳しい国のひとつです。VPNの利用が制限されやすい環境ですが、ExpressVPNは比較的安定して中国大陸からのアクセスに対応できると報告されています。とはいえ、状況によっては接続できないサーバーが出てきたり、政府の規制強化に伴って速度が低下したりすることもあるようです。
規制が強まると「接続が難しくなった」という声も聞かれますが、その都度ExpressVPN側で対策が行われ、繋がりにくい場合はサポートへ連絡すれば解決策を案内してもらえることがあります。完全に保証されるわけではありませんが、中国で使う可能性がある人は事前に手順を確認し、非常時に備えて複数のサーバー候補を用意しておくとよいでしょう。
ExpressVPNはどこが運営しているのですか?
ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に拠点を置く企業が運営しています。この地域はプライバシー保護に重点を置いた法律が整備されており、ユーザーのログを保存する義務が低い点が注目されています。実際にExpressVPNは「ノーログポリシー」を明確に掲げ、外部監査機関による確認も受けているため、ユーザーのプライバシーを守る体制が整っているといえるでしょう。
企業としては長年VPNサービスを提供してきた実績があり、大手レビューサイトやメディアからも高評価を得ていることが多いです。グローバルに展開している会社のため、日本語サポートにも対応しており、世界中のユーザーが使いやすいよう配慮されています。
ExpressVPNは信頼できますか?
ExpressVPNはVPN業界でも長期間にわたり実績を積んできた老舗サービスで、第三者機関の監査を受けてノーログポリシーやセキュリティ対策を定期的に証明しています。その結果、多くの専門家から高い安全性と信頼性を評価されてきました。さらに、イギリス領ヴァージン諸島にあるため、ユーザーデータを厳しく取り扱わなければならない国際協定の拘束が少なく、プライバシー保護に有利といわれます。
ただし、最終的にはユーザー自身のセキュリティリテラシーも重要です。OSやアプリを常にアップデートし、複雑なパスワードや2段階認証を導入することで、ExpressVPNが提供する高いセキュリティ環境をより効果的に活かせるでしょう。
NordVPNとExpressVPNのどっちがいいですか?
VPNを選ぶ際に名前が挙がりやすいのが、NordVPNとExpressVPNの2つです。どちらも高速通信とセキュリティ機能が充実しており、世界各地にサーバーを展開しています。価格面ではNordVPNのほうが若干安い傾向にあり、返金保証期間もほぼ同等です。
一方、ExpressVPNはユーザーインターフェースやサポート対応に関してより高評価を受ける傾向があります。サーバー選択の自由度やアプリの操作性、また速度の安定感を重視する人はExpressVPNに軍配が上がるかもしれません。価格を重視するならNordVPNも魅力的です。最終的には、自分が重視する項目(速度、価格、操作性など)によって判断するといいでしょう。
ExpressVPNの評判・口コミまとめ
ExpressVPNは高い評判を維持してきた定番のVPNサービスといえます。料金は他社と比較すると高めの設定ですが、その分サーバー網の充実や高速通信、厳格なノーログポリシーなどメリットが多いです。特に海外ドラマや映画などストリーミング視聴が多い人や、海外拠点から安全に仕事をするためのVPNを探している人には向いていると感じます。反対に「とにかく安いVPNが欲しい」という人にとってはコストの面でデメリットが上回る可能性があります。
解約や返金手続きも比較的スムーズなので、「まずは試してみたい」というユーザーにとっても選択肢になりやすいでしょう。実際に利用者の口コミを見ても、「速度が安定している」「サポート対応が優れている」といったポジティブな意見が目立ちます。一部では規制の厳しい国で繋がりにくい場合もありますが、迅速なサポートを通して問題を解決できるケースが多いようです。
総合的に見ると、ExpressVPNは信頼と実績のあるサービスであり、海外アクセスやオンラインセキュリティにこだわる人には試す価値が十分にあるでしょう。自分の利用目的をしっかりと考えたうえで、公式サイトや返金保証を活用しながら最適な判断をしてください。